どうでもいい話


「『電車男マーケティング』――フィクションを流行らせて既成事実化する巧妙な戦略」(「絵文録ことのは」より)
http://kotonoha.main.jp/2005/06/04densha-otoko.html#footnote_1087m1
いちど、(ヒマなときでいいから)読んでみて。おれはこの文章に物凄く違和感を覚えた。イライラする。


たぶん、いちばん最後のコレが原因。

ただ、ここに書いた事実を「事実ではなく推測」と決めつけたとき、現実からの乖離が始まることは認識なさった方がよろしいかと思います。

「ここに書いた事実」ってのは、「『電車男』には原作者グループがいる」ということと「ストーリーはあらかじめ作られていた」ということ。慇懃無礼だよなぁ、この文章。

電車男ストーリーは事前に作られていたというのは、推測や想像ではなく事実です

1: 今のところ、ここで原作者たちの名前を列挙するつもりはない。「中野独人」を「CLAMP」のようなグループ名として認識しておけば充分である。中野独人は単数ではなく、双数でもなく、複数である

「充分」なんだってさ。そして、おれたちは彼が言うことが「事実」であることを認識さえしておけばいい、と。そうしないと現実から離れていっちゃうよー。教えてくれてありがとうー。ああ、イライラする。


ちなみにエントリーの中身、つまりマーケティングがなんちゃらという「推測」については最後に「推測です」と明示されているから問題ないと思います。「推測」なのに断定調の文章で書くからちょっとややこしいけどね。「推測です」と書いてあるのも文章のド最後だから、どこまでが事実でどこまでが推測なのか、読んでいる最中はわからない。あ、問題アリアリだ。だけどそれは別に責めるようなことでもないからやっぱり問題ナシナシ。文章を読んでいたおれがイライラして、どうしてイライラしたのかをチラッと考えてみただけ。つまり今日も無駄口です! だからタイトルに「どうでもいい話」って書いておいただろ!(逆ギレ)