サークルクラッシャー死闘編


まだ続いてた! しかもなんか激しくなってる!


キーワード「サークルクラッシャー」についての解説文。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b5%a1%bc%a5%af%a5%eb%a5%af%a5%e9%a5%c3%a5%b7%a5%e3%a1%bc
いろいろ増えてますね。気が付いたら「DQN」とか「ドキュン」って言葉はきれいさっぱり消えておりました。その変遷については、さすがにいちいちおっかけません。無理です!


こんな定義になっていたこともあるらしい。
「議論における立場、議論の目的」(「読書感想日記」より)
http://d.hatena.ne.jp/subscriber/20050430

ところが、はてなでの現在のサークルクラッシャーの定義はこうだ。

男性の割合の多い文化系サークルにおいて、少数の女性を独占しようと競ったり牽制しあったりした挙げ句に、結果的にサークルを崩壊させた男性たちが、その原因を女性の存在に責任転嫁するときに、女性個人に対して使う呼称、およびそれにまつわる現象のこと。

こりゃひどい。「結果的にサークルを崩壊させた男性たちが」「女性の存在に責任転嫁」…えーと、まずサークルクラッシャーという呼称の意味そのものには「責任」という概念も何もない。サークル崩壊の直接の引き金を引いたのが少数の女性参加者というのは往々にしてあるが、それと責任とは何の関係もない。そもそものサークルに問題があったのかもしれないし、その女性に問題があったのかもしれない。ただ、サークルクラッシャーという呼称にそこまでの意味はない。

最初の頃と、まるっきり逆の議論になってます。過ぎたるは及ばざるが如し(違う)。


その後、いろいろと書き換えやら再編集やらがあったようですが……。


では、キーワード「サークルクラッシャー」についてのコメント&編集履歴をドン!
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%b5%a1%bc%a5%af%a5%eb%a5%af%a5%e9%a5%c3%a5%b7%a5%e3%a1%bc?kid=103576&mode=edit#c
すげー。おまけに……。

kiya2014 『ひとりごとですが、id:otokinokiさんとid:putchee-oyaさんが大嫌いです。理由は特にありません。』 (2005/04/30 21:56)

嫌われたー!


「キーワード削除通知×たくさん」(「電源不要日記」より)
http://d.hatena.ne.jp/aki0843/20050429/1114730268

ひどい目に遭いました.深夜にとあるキーワード*1の削除通知が50通ほど立て続けに送られてきたのです.もともとあまり質の高い記事ではなかったのですが,一人のユーザー*2が1時間に48回も無言削除を行い続けるというのはさすがにどうかと思います.


1:サークルクラッシャー
2:kiya2014

そんなことしちゃダメ。メッ。


「2005年04月22日 金曜日」(「ハー○イ○ニー観察日記」より)
http://d.hatena.ne.jp/tdaidouji/20050422
このキーワードの削除を希望している人の日記。僕はキーワードを削除する云々のことがよくわからないので、別にどっちでもいいんですけど*1

……そりゃ大学サークルなんざ男女入り混じってりゃ男女関係で揉めるのが当り前だが。

同意見です。揉めるところでは揉めます。異性を求めるとき、グループ(サークル)の外に目が向いていればいいんですけどね。なんか、みんな条件反射的にグループの内側にいる少数の異性に向かって突っ走ってしまうわけです。ほとんどビーチフラッグス状態。


少数異性をゲットすることによって、グループ内の同性の序列(あいつに女ができるってことは俺はあいつ以下?)が完成してしまうため、その原因となった異性を群れの外に追いやる、という行動が生まれるそうです。どこかのサイトで指摘されていましたが、忘れてしまいました。っていうか、サル山の話を書いてる気分になってきた。そう、みんなサルだよ!


サークルクラッシャーはてな的まとめ」(「シナトラ千代子」より)
http://d.hatena.ne.jp/wetfootdog/20050430/p1
見事な総まとめ的掃討戦。総統閣下は相当カッカしておられる!

はてなのキーワードの定義や内容があとからどんどん増えていく状態というのは、単純に
「盛り上がってる」→言葉遊び
と解釈していいのでは。参加したければするし、そうでなければ放置。

意味そのものより使い方が問題なんであって、その言葉が「よりくだらない使われ方」をするようになれば、まともなひとは使わなくなるだろうし、そうでないひとは使うだろうし。言葉自体が、やがては発言者についてのラベルになるはずです。
というわけで、わたし自身はとくに掘り下げようという気にはあまりならないです。

カッカしてませんね。大人の意見です。

結論
みんなモテの話になると飛びつく。

飛びつきました! 


とまぁ、こういう結論がきれいに導き出されて事態は一件落着かと思いきや、そうでもないらしい。


同じく「シナトラ千代子」より。

それとキーワード解説の「兆候」のなかの例はあきらかに2つ(1と3)と疑わしい1つ(2)が、「定義」にある「文化系サークルにおいて」と異なると思うんですが。
会社でもサークルクラッシャー? どんな会社?
このあたり、ちょっと解説の文章がつぎはぎな感じでひどすぎる。


「兆候」ってのは、これのことね。キーワード解説より。

1.「うちもゲーム作っているけど、会社らしくするために経理に女の子を入社させようか」
2.「知り合いの女の子がさ、結構イラスト上手いんだよ。今度見てくれない?」
3.「A子ちゃんさ、学生時代に芝居やってたんだよ。端役でいいから声優でつかってみようよ」
4.「新年度のゼミから、女の子が3人入るって、さっき教授が言ってたよ」

(1)は「ゲームを作ってる会社」であり、(3)は「声優を使うような学生ではないグループ」だ。たしかに「文化系サークル」ではない。


サークルクラッシャーのまとめに重要な指摘があらわる」(「さて次の企画は」より)
http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20050501#p3
サークルクラッシャー」キーワード作成者の(主な)ひとりであり、この話の総本山的存在ともいえるid:otonokiさんの日記より。id:kiya2014さんには僕と一緒に嫌われております。


いきなり孫引きします。

otsuneさんのコメントより

するどいっ!!
wetfootdogさんが初めてそれに言及しました。
サークルクラッシャーという話題を語るにあたって外せない歴史が込められているのです。会社ではあるが元はサークルだったという歴史が。

そうこの背後にはすごく重要な指摘があるのです。

id:otuneさんも、キーワード作成者の(主な)ひとり。「会社ではあるが元はサークルだったという歴史が」どうして重要なのか、まったくもってわからないのですが、ふたりが同時に「するどいっ」とか「重要な指摘」と言っております。一心同体ですね。

ここを掘り下げていくと、このブログを書いている上での裏テーマの幾つか
「モテ/非モテ問題」「オタ・サブカル・IT業界とビジネス」「人はどうしたら他人から承認されるのか?」
の扉へと繋がっていきます。
よーやく、このレベルの人が出てきて出てきて面白くなってきたなぁ。シナトラ千代子さんは37歳。やはりこの指摘をしてくる方は、この年代になっちゃうか。
すごく良い感じ。

「モテ/非モテ問題」には非常に興味があるのですが、ほかの2点にはほとんど興味がありません。っていうか、今の段階ではどう話がつながるのか、まったくわかんねーです。何が「面白くなってきた」のかも、どうして「すごく良い感じ」かもわからないです。


彼らが嬉しそうにすればするほど、こちらの興味が失せてきました。こまごまとした特定のサークルの歴史(それが会社になるんでしたっけ?)や事例をいちいち挙げられても、読む気は起きないと思います。というわけで終了です。お疲れ様でした。

*1:キーワード登録に関しては、ダイアリー初日にいそいそと「オナニー」を単語登録して、いきなりダイアリー停止処分をくらって以来、ほとんど手をつけておりません。