村西とおる一代記

 
もう一発、東スポから。東スポの中央部、つまりハードコアに鎮座ましましているのが「男セン」、いわゆるエロページですな。
僕はほぼ毎日、東スポをキオスクで購入しているわけですが、この「男セン」はほとんど読んだことがありません。移動中の電車内で読むことが多いわけで、さすがに全面ドエロなこのページを開くことはできないのです(姫川麗の「全裸番長」だけは爆笑しながら読んでましたが、先だって連載終了してしまいました)。


で、その「男セン」で、あの村西とおるの半生記の連載が始まっていました。題して「肉弾(Body Love) 愛の伝道師 村西とおる物語」。作者は丸茂ジュン。まだ連載7回目で「第一章 少年時代・福島編」です。中学一年生のとおる少年が、童貞喪失のターゲットを同級生の妹(小学六年生)に定め、デートに誘い出すところで、本日は終わっております。


村西とおる監督といえば、はてなのみなさんにはこちらでおなじみですね。(「セミビキニ」より)
http://d.hatena.ne.jp/aikawa8823/20040721#p2
なかなかバイオレントなお人柄のようです。


村西とおるの世界」。こちらはオフィシャルサイトです。
http://www.n-c-j.com/index.htm


更新頻度は高くありませんが、監督自身によるコラムも読めます。
http://www.n-c-j.com/koramu.htm
11月8日付けのコラムの内容がエクセレント。素晴らしすぎるので、全文転載してしまいます。*1

紳助の一発はいったいいくらにつくのでしょうか。他人事とはいえ気になってございます。なんとなれば私にも、マネージャーに高い一発の代金を支払わされた苦い経験が二度あるからでございます。知り合いの編集者の紹介で芸能界の裏も表も知り尽くしている、というふれこみの40過ぎの熟女をマネージャーに雇ったことがございます。この熟女、採用時の面接の折に「私はレズビアンですから大丈夫です」と何が大丈夫なのか意味不明なことを申しまして半年後、彼女が担当していた専属女優を含め売れっ子三人が突然会社を辞めるという大丈夫じゃない事件が発生しました。あれほど可愛がっていた娘達だったのに、と突然襲った青天の霹靂に茫然自失の私でございましたが、しばらくして去っていった娘の一人から「内密に」とスタッフを通じて伝言がありました。ナント真相はあの熟女マネージャーにレズテクで堕落させられ、芸能界デビューを条件に別のメーカーで仕事をしている、というものでした。憤り狂った私は熟女マネージャーを呼び出し、机の上にあったガラスの灰皿で思わず一発頭をこずいたものでございます。
泣きわめいた熟女は、そのまま警察に駆け込みました。そして電話をかけてきて「あんたは明日、逮捕される」と宣うのでした。それから二時間後、出された条件を値切って六百万円を熟女に支払い和解しました。売れっ子のVシネマ女優とロケ先の宿で関係を持ったことがございます。互いに好きになって、が私の認識でした。東京に帰って来て十日程たった後、彼女のマネージャーにあるスポーツ新聞社の玄関前に呼び出しを受けました。私に会うと彼は開口一番「大切な女優をお前はレイプした、いまからこの新聞社に一緒にいって一部始終を告白しろ」とワメくのでした。バカを言え、と言い返すと「ここに強姦野郎がいる。警察を呼んでくれ」と大声を上げる始末、眼がスわって尋常じゃないこの男にそれから30分後、五百万円を巻き上げられようやく一件落着を得た私でございました。一発ヤらして金を獲る、そんな手練者が山ほど住みついているのが芸能界なのでございます。今どきはやりの野球選手と女子アナのカップルだって、実はその亜流であったりしているのでございます

野球選手と女子アナのカップルと村西監督のケースがどうも頭の中で結びつきませんが、面白いから問題なし!

*1:問題がありましたらコメント欄にお書きください。即刻削除します。