オナニークライシス2003

putchee-oya2003-10-14


やぁ、プッチーオオヤです。みんな元気にオナニーしてる?
「オナニーは1日1時間まで」とは高橋名人の名言だが、間違ったオナニーが大変な事態を招いていることが判明した。


「間違った」マスターベーションで膣内射精障害に
http://www.medical-tribune.co.jp/ss/2003-6/ss0306-4.htm


「膣内射精障害」とは、要するに遅漏あるいは中折れで中出しが不可能ということ。結婚前の婦女子にしてみれば結構な話のようだが、子宝に恵まれない夫婦とかにとっては大変な問題である。あと、遅漏って女子への負担が大きいんだよねぇ。


記事によると、19年間のうちにクリニックを訪れた膣内射精障害患者218名のうち、48名(22.0%)が「強すぎるグリップ」に問題があったという。ハードグリッパーたちに危機が!

マスターベーションを想定したグリップを握力計で測定したところこれらの患者は全員が10kgを超えていた。これに対して健常者の同様の測定では4〜5Kgが多かった。


「膣圧」という言葉は聞いたことあるが、これはなんて呼べばいいのか。「マス圧」か。あるいは「オナ圧」。マス圧を計るときは、お医者さんも「はい、いつもしてるようにね〜」とか言うのだろうか。想像は尽きない。


そして「強すぎるグリップ」を上回る膣外射精障害の原因ランキング、堂々の1位はこれ。「非用手的マスターベーション」。「強すぎるグリップ」とは真逆の、手以外のものを使ったオナニーのことだ。これが実に217名中、81名(37.2%)。1/3以上の割合だ。

 81名の「非用手的マスターベーション」の内容としては,「シーツにこすりつける」が圧倒的に多く(43名),次に「フトンや枕を股間に挟んでこする」(28人)が目立った。このほか「ペニスを股間に挟んで圧迫」4名,「畳にこすりつける」3名,「週刊誌に挟んでこする」2名,「会陰部をクッションにこすりつける」1名だった。


喜べ! プチ!*1 仲間がいっぱいいるぞ! ポイントは「シーツ」「フトン」「畳」と明確に区別してるところ。一緒じゃん! いやいや、エスキモーが幾通りも雪の呼び名を持つように、非用手的マスターベーターにとっては重大な問題なのであろう。
あと「クッションにこすりつける」人って、前々回紹介した「マスターベーションマニア」にもいたなぁ。意外とメジャーなテクニックなのか、それとも同一人物なのか。あと、週刊誌って何だ? 週刊誌じゃないとイケないのか? 紙質の問題なのか、印刷されている対象が問題なのか。世界は広い。


ちなみに、これらのハンドレス・マスターベーターの膣内射精障害は、「コンドーム・マス法」なるストレートなネーミングの治療方法で治ることが多いという。

 従来慣れ親しんだ刺激から手の刺激によって射精可能となり,されに腟内で射精可能となるために段階的な訓練を行う。糊のきいたシーツから柔らかい布,ガーゼと進み,手で可能になってから阿部さんが考案した「コンドーム・マス法」を行う。
 これは内側に潤滑剤をつけたコンドームを使うもので,それによって「腟内のぬるぬるした状態に似せる」。


ちなみに2位以下の原因は、こんな感じ。

「ひとりでないと射精できない」38名(17.4%),「包茎手術後の違和感・過剰刺激」および「ピストン運動ではない刺激」がそれぞれ13名(6.0%)など。子孫拒否,フェティッシュ,体液恐怖が,それぞれ4,3,1名に見られた。


「ひとりでないと射精できない」という理由には、虚を突かれたような感じがする。たしかに、ずっとひとりでウン十年もオナニーしてたわけだからなぁ。セックスを前提としない、それ以前に異性そのものの存在を無視したオナニーのためのオナニー。


というわけで、プチ*2も、今から予防しておかないと……って、まぁ、プチは膣内も膣外も関係ないんですけどね。今のところ。

*1:フトンにこすりつける人

*2:オナニー大好き!