非モテのオナニースパイラル

えー、どうも非モテの方たちはあまり親身になって非オナの人たちのことを考えてはくれなかったようです（一部の方を除く）*1。

ブックマークしていただいたみなさん、ありがとうございます！
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/putchee-oya/20050911/p1
まぁ、非モテの人たちといえども、オナニーには不自由しませんからね。*2

「オナニーに不自由しない」ことは、すなわち「オナニーの目的化」を可能にする。手段としてのオナニー、セックスの代替物としてのオナニーではなく、「オナニーしたいからオナニー」的オナニー（ついてきてます？）。これを仮に純オナニーと呼ぶ。

純オナニーにはいくつかのパターンがある。

ひとつは、「普段セックスはしてます、でもオナニーは別腹！」という、おせちもいいけどカレーもね！的なホビーオナニー派。彼らは、気楽なオナニーライフをエンジョイしながら、いつでも女性とのセックスにシフトチェンジできる脳細胞を所有している。

もうひとつ、いかんともしがたくオナニー派、という人たちもいる。これはいわゆるフェティッシャーの人々を指すことが多い。もう、××が好きでたまらない、でもそれを満たすためには自力で射精するより他はない、というような人々だ。
たとえば、デニスカオナニストやカーテンオナニストの場合*3。これらの人々は、趣味を共有する女性（あるいは趣味を理解してくれる女性）が目の前に現れた場合、かなり積極的にアクセスを行うことが予想される。いきなりキワモノフェティッシャーを例示してしまったので想像しにくいだろうが、彼女と一緒にリコーダープレイを楽しんでいるリコーダーフェチの人だっているわけだ*4。まぁ万分の一の可能性でしかないのだが、彼らは目の前にそういう女性が現れることを夢見ているはずだ。

ところが女性自体に嫌悪感を抱いてしまっている非モテの人の場合。彼らに与えられているオナニーの自由を謳歌できる権利は、諸刃の剣でもある。女性と接触したくない、という理由を内包している純オナニーは、オナニーすればするほど、女性から遠ざかっていってしまっている。たいした理由もないまま、二次元ポルノに淫し、射精する。そこで得られる満足は、自然に「別に女なんていらねぇよ」という意識を補完してしまう。オナニーの後は一時的に性欲もおさまってしまっているので、なおさらだ（小難しい小理屈をこねくりまわしてしまうのも、たぶんオナニー後）。そしてさらに女性から遠ざかり、セックスする機会を失いながら、またオナニーという小爆発を繰り返す。

これがおれの考える「非モテのオナニースパイラル」だ。非モテの人は、いちどこのオナニースパイラルを断ち切ってみるといい。たとえば１年間ぐらいオナニー禁止。夢精も防ぐために、寝るときチンコの先にはバンドエイドを貼っておく。女性とのセックス以外、射精しちゃダメ（もちろんレイプもダメ）。自称非モテのみなさんは、小難しいことをブログに書く前に、カクこと自体を禁止してみよう（そしてその状態でブログを書いてみよう）。もう拗ねてる場合でも世の中を恨む場合でもなくなると思うし、猫を飼うより*5もよっぽど人を愛したくなると思う。「絶対に恋愛なんかしたくない！（オレたちの価値観を認めてくれ！）」って人は、凶悪なナンパ師になれる素質十分だ（射精した後は相手の女がどうなろうと知ったことか！）。どうしても女性に相手にされない！ってことなら男に走るという手もある。

というわけで、「モテ／非モテ」話をつらーっと読んで、あまりにもオナニー話が出てこないから一言いわせてもらいました。だーってー、みんなオナニーしてるじゃーん（駄々っ子風）。

ここでid:iduruさんに「私はオナニーをしたことが〜」という衝撃の告白をされたら、おれは次のエントリーで泣いて謝ることにする*6。そして「とかく人は自分の領分で語りたくなるものですね」と言われてしまったら*7、「オナニーがおれの領分だとしたら、お前らはやっぱりオナニー禁止！」と叫ばせていただきます（でも結局みんなは自由にオナニーする）。

*1:モテの人はそもそもオナニーのことなんか考えない。っていうか、モテの人ってブログなんか見てるの？

*2:ブックマークしてくれた人がそうだと言ってるわけではありません！

*3:http://d.hatena.ne.jp/putchee-oya/20031009/p1

*4:http://d.hatena.ne.jp/putchee-oya/20040327/p1

*5:参考：http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20050908/1126173971

*6:参考：http://d.hatena.ne.jp/iduru/20050911　http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20050911/1126423697

*7:参考：http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/Hayashida/20050911/1126455487