角川春樹、浮上せり


映画『男たちの大和』公式サイトより。メイキング映像が配信されております。
http://www.toei.co.jp/meta/yamato/making/YAMATO_0404_480.asx
「あっちが韓流なら、こっちは大和魂ですよ!」と神主姿で怪気炎を上げる角川春樹。なんか、いけないもの見ちゃったような気が。もちろん、春樹といえばホンモノの神がかり。自分で神社を持っています。


「明日香宮...でいいのか?」(「CYBER MEBIUS PAVILION」より)
http://www.nn.iij4u.or.jp/~mebius/album/2001042102.htm
思ったよりシックなたたずまい。ここで麻薬やってた、なんて話もありましたね。


噂の真相」(「Popsicles And Icicles」より)
http://www.jade.dti.ne.jp/~aerie/uwasa83.html
噂の真相』によってスッパ抜かれたのは83年5月。ちなみに『月刊アスカ』は85年創刊。もちろん、明日香宮が書名の由来です。


そういえば、『帝都物語』にも出てましたね。本人として。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041690102/249-5616608-2106714

一方、帝都の守護霊を救うべく命をかけて加藤と対決する土師金鳳、角川春樹、また平将門の正体を加藤に告げるべく地の底から甦える、三島由紀夫。さながら地獄絵を繰り広げる東京―ついにその姿を現す大地霊・平将門の正体は…。サイキック伝奇長編小説第10弾完結篇!今、時代は終焉を迎えるのか…。

これは荒俣宏による一種の壮大なゴマスリだったんだろうか?


「小さな会社の会長日記」(「角川春樹事務所」より)
http://www.kadokawaharuki.co.jp/diary/200412/1215-19_03.html
2004年12月の日記より。

京都の飲食店がそうであるように、京都出身の松下由美(まつしたゆみ)さんが経営する銀座のバー「しゃんく」には神棚がある。しかし「しゃんく」の神棚の上には、達磨(だるま)が二つ、あとは駄物(だもの)ばかり。勿論(もちろん)、神仏の功徳(くどく)はない。単なる風習で神棚があるというだけだ。店を完全に流行(はや)らせるなら、例の私の成功と幸福の色紙を飾ればよい。

「俺だけを見てればいいんだ! ガッチャメラエー!」って感じの日記です。かなりどうでもいい話も満載。


2月14日の日記より。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/diary/200502/0214-17_01.html
知人の女性と、部下の営業部員とともにスッポン鍋を食べる春樹。

「元建(もとたつ)、お前童貞だろう?」
「はい、そうです」
「童貞のお前がスッポンの血を飲んだって何の意味もないじゃないか?」
「確かに・・・・・・」
「オヤジ、スッポンの血なんか飲んだって役に立つのか?」
「即効性バツグン!」
「本当かよ。俺なんかスッポンの血なんかなくたってHは最低三時間するぜ」
「化け物!」

部下が童貞であることを暴き、自らはセックス“最低”3時間であることを誇る春樹。

この後、銀座のバー「しゃんく」に全員で同伴出勤。私は例によって長渕剛のカラオケ。曲は「JAPAN」「家族」「しゃぼん玉」「I LOVE YOU」「My Self」「親知らず」。

春樹のカラオケレパートリーは長渕剛!(くすりつながり) しかも最後の曲名が意味深すぎ! ちなみに、春樹自身の15冊目の句集の書名も『JAPAN』である。


2月9日の日記より。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/diary/200502/0209-13_01.html

日本政府は生涯の敵だが、私は日本を愛している。日本を愛しているからこそ、日本人の魂を蘇(よみがえ)させる映画「男たちの大和/YAMATO」を制作するし、私の十五冊目の句集名も「JAPAN」だ。私は日本についての俳句を今作っている。

こんな句である。

建国の日やその太刀(たち)を抜き放て   春樹

すげー。

三月八日のパーティにはアニマル・海老原に大きな日章旗を、事務所の全員に日の丸の小旗を振ってもらい、私は腰の太刀を会場で抜き放って「JAPAN」を歌うつもりだ。

実現したかどうか、非常に気になります(日記はアップされておりません)。


とにかく、角川春樹に関する面白エピソードはたっぷりありますので、みなさんも探してみてください。また、特にリンクはしませんが、岩上安身氏による渾身の角川一族ノンフィクションがネットで読めます。それを手がけたのは、はてなアンテナ被登録数1位の人です。


いい写真だなぁ。
http://www.kadokawaharuki.co.jp/diary/200502/img/0213_3.jpg