ひとりごと文化その２

　　
リファレンスをもらったので、調子にのって続けます（失望されないように頑張ります）。
ブログはひとりごと文化だよね、って昨日書いたんですけど、ひとりごとのイイところは発言に責任が生じないところですよね。ブログはHTMLの知識が不要だから多くの人に広まった、ってのはよく言われることだけど（僕もそうだし）、ものすごく気軽に文章の切れ端を吐き出せるようになった、ってのも大きいと思う。ブログの文章に誰も整合性なんて求めてないでしょ？　もとより、ひとりごとなんだから。ただ、ひとりごとだと思って書き綴っていたら、いつのまにか周囲を包囲されて、意味づけまでされてがんじがらめ、なんてことはあるかもしれないけど。
昔は対面して喋ってたわけで、その後、横並びになったんですよね。テレビとか映画とか見ながら、相手の顔を見ずに横並びで対象について喋るカルチャー（カラオケも歪んだ形の横並びコミニュケーションカルチャー。だからお互いの顔を見ながら喋ることに疲れた人たちは二次会でカラオケに殺到する）。それがついに並ぶことさえしない、あっちゃこっちゃで、ひとりで呟くだけのカルチャーになっちゃった。それって、なんかイヤな感じがするから、用もなくつるんで顔見て喋りたくなるときがあるんですよ。