透視くん

putchee-oya2004-04-23



すでに一部で話題になっています。


「COLOR X-RAY VISION」(tekstasyより*1
http://www.advanced-intelligence.com/goggles.html
tekstasyはいつも面白いですね。って、そういう話ではなく。
要するに「スケスケ眼鏡」ってやつでしょうか。服が透けて見えるらしいんですよ、これが。『Dr.スランプ』の非生命体透視メガネみたいなものですかね。違いますよ。


「Sample」
http://www.spy.th.com/through.html
「COLOR」と銘打っているのに、モノクロ画像が多いのはなぜなんでしょう? あと、これ全部日本人の画像ですね。やっぱりベースは日本の技術なんでしょうか?
値段は2400ドル。夢を買ったと思えば高くはないのかも。


「赤外線の豆知識」
http://www.lighting-web.co.jp/sekigai/
夢に向かって豆知識。

98年にソニーから発売された、ナイトショット機能付きのビデオカメラなどは、まさに赤外線を感知する機能を十分に発揮したすぐれモノでした。
しかし赤外線を感知するナイトショット機能は、昼間に使うと水着が透けて見えてしまうという事が話題になり、社会的モラルに反する、という見解から残念ながら発売数ヶ月で発売中止となりました。

ああ、そういえばそんなことがありましたね。


「透視メガネ」
http://hp.vector.co.jp/authors/VA011075/text/funky/003/funky3.htm
隔世の感があります。まぁ読んでみて下さい。

二人で期待に胸を躍らせながら包装をあけると、黒ぶちのメガネと、潜望鏡のような形状をした四角柱が2本出てきた。説明書によると、メガネにその四角柱を取り付けろということなので、その通りにした。

リンク先にイラストがあります。

見たくても見えなかったものとは自分の後ろだということはわかったが、それを街や海岸で大活躍させる方法については、それから17年経った今でも、わからない。

それでもあれから17年。人間、長生きはしてみるものです。


しかし、ひとつ釈然としないことがあります。
技術立国日本の国民が「スケスケ眼鏡」を手に入れるために、なぜアメ公に大金払わなかればならないのでしょう? もっとリーズナブルな手段はないのでしょうか?


ありましたよ、お客さん。


「赤外線透視フィルタービデオ専用 透視くん」
http://store.yahoo.co.jp/tuuhankan/c0d6b3b0c0.html
グッと親しみやすい名前になりましたね。「透視くん」ですよ、「透視くん」。ライク・ア・コロコロコミック

お客様 本来の像をとらえることが出来るということですね
店 長 医療目的のために作られた物です。透けて見えるけどレントゲンではありません。でも肉眼で見えない物も見えます。

「肉眼で見えない物も見えます」。
一見、含蓄の深そうな言葉だが、まったくそんなことはありません。文字どおりの意味です。まぁ、なんか「スケスケ眼鏡」の持っているドリーム感は目減りしてますね。
こちらの値段は税込15876円。「COLOR X-RAY VISION」の10分の1以下の金額ですが、その差額は「夢」の代金分なんでしょうか? 自分で何を言っているのかわかりませんが。


同じページで紹介しているこのグッズも気になります。これはアメリカにはあるまい。
http://store.yahoo.co.jp/tuuhankan/a4c9a4b8a4.html