セックスヒーロー特集

putchee-oya2003-10-16

本家の掲示*1では、オナニーヒーローの話題*2で盛り上がっておりますが、今回はそんな発想をそのまま本当に映像化してしまったようなものをご紹介していきましょう。


Total Media Corporation(TMC)
http://www.tmc-ov.co.jp/index2.html


サイトを開いたら、「TABOO7」というレーベルのコーナーを開いてください。


これが最新作。『魔界昇天』。
http://www.tmc-ov.co.jp/taboonew/taboonew.html
もちろんキャッチフレーズは「エロエロエッサイム」。小学生感覚の潔さが素晴らしい。ジャーナリストの柳生十兵子(やぎゅうじゅうべこ)と童貞の天草痴郎が、魔界衆として蘇ったブルース・リー(性の達人)とエルヴィス(腰使いのキング)を引き連れて徳川病院の陰謀に挑む。って、さすがに時代劇は無理だったみたいですね。現代劇になってます。


次。これはけっこう話題になりました(どこで?)。


『ヤリック』
http://www.tmc-ov.co.jp/taboo7/024/
これはジャケットがイイですね。映画版『TRICK』の丸パクリですが、わざわざイラストにしています。AVでイラストジャケットなんて、なかなか勇気がいるだろうに。
主人公コンビの名前は、山田オナ子(元ネタは山田奈緒子)と上田遅漏(元ネタは上田次郎)。日本語って便利だなぁ。


『花弁の忍者・桃影』
http://www.tmc-ov.co.jp/taboo7/018/
知る人ぞ知る、特撮AV界の鬼才・中野貴雄監督の作品です。もちろん元ネタは『仮面の忍者・赤影』。くノ一(網タイツ)にバニーガール(こちらも網タイツ)をミックスさせたコスチュームの因幡忍者(ウサギだから)・桃影が主人公。敵の組織は「万華教」、教祖の名前は「珍幻斎」、桃影の必殺技は忍法「花ビラ大回転」(全裸で回転する)。文字だとなんともありませんが、音読みするとイイ感じですね。やっぱり日本語って便利。
余談ですが、以前、中野監督にお会いしたとき「なにかいいネタないかなぁ?」と言われて、即座に「マッパポロンってのはどうっすかねぇ? もしくはマッパGOGOGOとか」と答えたら、すごく感心されました。


「スーパーエロリーマン 課長 痴魔耕作」シリーズ(続編は「部長 痴魔耕作」)
http://www.tmc-ov.co.jp/taboo7/017/
http://www.tmc-ov.co.jp/taboo7/021/


「サワリーマン金太郎」シリーズ
http://www.tmc-ov.co.jp/taboo7/009/
http://www.tmc-ov.co.jp/taboo7/015/
http://www.tmc-ov.co.jp/taboo7/025/
中野監督をして「このネーミングには負けた!」と言わしめた、TMC社長自らのネーミングによる2シリーズです。どんどんジャケットのテンションが上がっていくのがおかしい。


こういうパロディAVって、「なはははは。バカだなぁ」と言いながらチンコをおったてる、というのが正しい鑑賞態度だと思うんですが、こんなものでも作り手側は予算や納期に苦しんだはず。大作映画と同じです。男たち、女たちが汗だくになって作り上げた作品。作っている途中、何度「もうダメだ!」と思ったことか。
そう、これも仕事なのです。

*1:プッチーズオフィシャルウェブサイトhttp://putchees.m78.com/

*2:レチンボーマン、ダイオナモンド・アイ、オナズマン、コンドームマンなど