ファッキングマシーン考

putchee-oya2003-10-04

昨日、「肉喰ってる女性はオナニーもこんなにダイナミックになるんですねぇ」と書いたが、よく考えてみたら、女性がひとりでよっこらしょとこんな大きなマシーンを運んでオナニーに耽る様子っても考えづらく。まぁ、男女で使うんでしょうな。あとはエロ本の小道具とか。


ひょっとしたら、バッドテイストなアート作品なのかもしれないが、リンクをたどっていくとポルノそのものな会員ページがあったりするので、やっぱりアダルトグッズ(グッズ?)なのだろう。

日本のアダルトグッズはファンシー文化に毒されすぎて、どれもこれもがダウンサイズされたパステルカラーのサンリオ風味なのだが(いつからそうなったんだろう?)、それにしたってファッキングマシーン(以下、FM)は、ちょっとダイナミックすぎると思う。


日米のこの差はいったい何か。理由はいくつか考えられる。


まずは住宅事情。アメリカ人に知り合いはいないが、ある程度の中流家庭(ワイフのためにいっちょFMを買ってやろうかな、と思えるぐらいの懐に余裕のある人々)なら、地下室のひとつやふたつ、標準装備されている一軒家に住んでいるというイメージがある。特に、娯楽の少ない田舎の人とか。ならば、ドーンとFMを置いておいても、子供さえ近付かなければ問題なかろう。なんならペニス部分は外しておけばいいわけだし。
日本でFMが似合う地下室の持ち主といえば、三田佳子ぐらいなものじゃないかな。


アメリカ人のオープンなセックスライフ」ってのも理由としてカウントできるかもしれない。さすがにワイフの許可も取らないまま、FMを購入することは不可能だろう。FMのカタログを、購入を見据えたうえでキャッキャッと一緒に見れる夫婦。日本人には真似できまい。


もうひとつ。
アメリカの雑誌やビデオなどのメディアでは、SMに関する表現が禁止されているから。これがいちばん大きな理由だと思う。
アメリカのエロメディアといえば、チンコマンコドバーンのインサートズブーなフォトグラフで埋め尽くされているわけで、「過激」というイメージがある。
ところが、実際には「縛り挿入」は完全禁止。なにより性的虐待を思わせるイメージ自体が法律で禁止されているのだ。
かろうじて、ヨーロッパから入ってきたスパンキングあたりなら目にすることもあるかもしれないが、これだって「悪いことをした女子にお仕置きする」(日本語にすると淫靡だな)という言い訳がある。


参考。ハワイにある日本人向けエロDVD屋さん。
http://www.aloha-dvd.com/kiyaku.htm


でもって、その間隙を突くのがFMなんじゃないだろうか。
とりあえず、なんらかの形で拘束した女性をマシーンでグイングインと責め立てるイメージが、SMに近いものを感じさせるのだろう*1


ちなみに、アメリカ人のSM願望(?)が他の形で現れたサイトがまた別にあるのだが、その紹介はまた今度。

*1:もちろん、その行為が非合意のもとに行われている、などといった注釈はない。日本と逆だね