報道特捜プロジェクト

putchee-oya2005-01-25


 
あちこちで話題になってるようですね。僕はこの前に引き続き、id:kimchiさんのところで知りました。ネタ元は「tekstasy」*1だそうです。さすがですね。

ドキュメント’05◇いまや日本のインターネット人口は7千万人に達している。そんな中、インターネットのチャットやゲームに夢中になり、社会生活が営めなくなる「ネット依存」の人が増えているという。仕事もせず、一日中パソコンに向かいゲームをする35歳の男性や、家庭を顧みずゲームにのめり込む夫と離婚した女性らを取材し、ネット依存の現実を伝える。またゲームが脳に与える影響や依存から発生するさまざまな症状を紹介。さらに海外のネット事情を報告する。

「ドキュメント'05」は日本テレビ系の深夜ドキュメンタリーです。好きな番組だったんですが、最近はあまり見てません。昨日は妻と食事に行っていたのですが、見なくなった最大の理由は、このあとに放送される某プロレス団体の番組がつまんないからです。


で、脳がどうとかこうとかは、よくわからないのですが、とりあえずキャプチャーをご覧いただきましょう。


「オンラインゲーム大好き!」
http://blog.livedoor.jp/parumo_zaeega/fd8a7750.jpg
http://blog.livedoor.jp/parumo_zaeega/26282891.jpg
http://blog.livedoor.jp/parumo_zaeega/1e95f1dd.jpg
圧巻です。友達がいないってことは、猫男爵以下なんだな。


ベースになっているのは、こっちの番組みたいですね。
http://www.ntv.co.jp/tokuso/


昨年の10月に放送されています。
http://www.ntv.co.jp/tokuso/main2/20041016.html
さっきの画像に登場した坂口さんはルックが凄いですが、話として凄いのはこっちのほう。

今年3月、25歳の男性が両親と共に医師の元へ診察に訪れた。彼はインターネットをやっている時こそ幸福感があると語り、自分は今ベンチャー企業の社長をやっている。名前を「猛」名乗った。そしてインターネット仲間に外車の新車を買ったと自慢した。しかし車を購入したお金は、彼が消費者金融から借りたお金だった。彼は現実とバーチャルの区別がつかなくなり二重人格に陥っていた。

あれなのかね。アクセス数の多いブログとかやってると、現実世界でも人気者になったと勘違いしちゃうのと似てるのかね(どうだか)。


他にも面白そうなネタ(ネタって言うな)がいろいろあります。


「各地で出没!クマ異変のナゾを追う」
http://www.ntv.co.jp/tokuso/main2/20041113.html
去年はクマが人里にしょっちゅうやってきて、社会問題化しましたね。そこでスタッフたちは実験します。

ところでクマの好物は何なのか?我々は動物園の許可を得て、実験してみた。我々が用意したのは、ドングリ、リンゴと柿、牛肉、そしてクマの大好物だといわれるハチミツ。

クマの好物といえばハチミツ。でも、それって、現実と虚構をごっちゃにしてませんか?
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/vlimgdata/4959241946188.jpg
虚構。


これが現実。
http://www.city.sendai.jp/kensetsu/yagiyama/map/image/doubutu/29_tukinowaguma.jpg
スタッフ全員、喰い殺されるんじゃないでしょうか……。


しかし、実験の結果はというと……。

元々野生だったツキノワグマの『クマキチ』がまず口にしたのは、ハチミツだった。

へぇ。


架空請求
http://www.ntv.co.jp/tokuso/main/20040814.html
http://www.ntv.co.jp/tokuso/main/20041016.html
これも大きな問題です。番組は傍観者面せず、死力を尽くして架空請求業者と戦います。

3日目
会社の住所を問いただすと、横浜市緑区寺山町2-○-○という。番組でこの住所を調べた所、寺山町2丁目は存在しなかった。

稚拙な手を使ってくるなぁ、業者。

5日目
『今すぐお腹が痛いと言って会社を抜け出せ!銀行へ行け!』
とにかく早くお金を振り込まそうと架空請求業者はいらだちはじめる。

ドラえもん』の「コーモン錠」のエピソードに出てくるルンペンのような言い種です。

6日目
『外国人使って殺す!』『死ね!』など、架空請求業者は暴言を吐く。しかし番組の反撃で、業者は、架空請求だと認め、今度は一緒に働かないかと言い始める。「給料は月200〜300万円ぐらい貰える」という。

今度は『ガンダム』最終回のシャアのようなことを言い出します。

しかし、その準備金として数十万を要求して来る。

敵もさるもの。ウッキー。

7日目
1週間ぶりに電話をすると『あんたしつこいよ』と電話を切られる。 更に電話を掛けるが『もう電話しないでくれ!』と言って電話を切られてしまう。

面白いなぁ。


「偽造回数券」
http://www.ntv.co.jp/tokuso/main/20040918.html
首都高速で使用されている偽造回数券。その被害額はこの5年間で2億円以上だという。料金所のひとつのブースから1日20〜30枚の偽造回数券が見つかるそうだ。

取材を進めると何と運送会社が業務用として運転手に偽造回数券を配っていたという告発がきた。早速我々はその真相をさぐるべく会社を訪ね、責任者に問いただした。すると確かに運転手に使わせたと言った。さらに偽造回数券は知り合いの業者に勧められて買ったが、その裏に暴力団が絡んでいるらしいと言った。
さらに我々は、かつて回数券の偽造にかかわっていたという男と出会った。彼は偽造券の製造から販売までその手口を詳細に語った。何と偽造団は、借金のかたに印刷工場を機械ごと押さえ、プロの職人を使って精巧な偽造回数券を造っていた。

そして番組は偽造回数券を黙認しつづける首都高速道路公団を追求するが……。もうほとんど映画みたいな話である。


「列島汚染!硫酸ピッチの恐怖」
http://www.ntv.co.jp/tokuso/main/20040619.html
名前が可愛いからってナメてはいけない。不正軽油を作る過程で生まれる硫酸ピッチとは、触ると肌は焼けただれ、目に入ると失明し、そこから発生する亜硫酸ガスを吸い込めば命を落とすこともある猛毒だ。

全国では猛毒硫酸ピッチの入ったドラム缶、約2万本が放置されたままとなっている。

怖っ。


「徹底追跡!謎の街頭募金」
http://www.ntv.co.jp/tokuso/main/20030621.html
この話題とか、知らない人も多いんじゃないかな? よくあるよね、三宅島とか拉致被害者に、って駅前でやってる募金。

この団体の理事長に確認したところ、集めた募金のうち約1割にあたる45万円は被害者に届けたが、残る9割が募金のための諸経費に使われたという。

9割が経費!

募金を集めているスタッフは、「政治団体でも宗教団体でもない」と明言した。しかし、我々が調べると、日本ボランティア会が集め募金は、緑の党とミドリフォーラムという2つの政治団体を通じて三宅島などに渡されていることがわかった。

まぁこっちも何割が「経費」としてさっ引かれているかわからんわな。そりゃみんな、頑張るよね。


こんなテーマを取り上げることもあります。


「誰が立てた??? 変な道路標識?」
http://www.ntv.co.jp/tokuso/onb/20021116.html
埼玉に「止まれ」ではなく、「止まる」と大書きされた道路があるらしい。番組はさっそく調査を開始した。笑いものにはしない。この番組はいつでも本気だ。

それによると、道路標識と停止線は警察の管轄。路面の文字は市役所の管轄だという。
従って、警察が「止まれ」の道路標識を立てた地点にしか「止まれ」とは書けない。 そこで、標識はないが出会い頭の衝突などの危険がある道路に市役所が「止まる」と書いて注意を呼びかけた苦肉の策だったらしい。


キリがないので、このへんでやめておきます。最後に、01年に放送された第1回分のテーマをご紹介しておきましょう。


「アライグマ」
http://www.ntv.co.jp/tokuso/onb/20010721.html
凶暴化したアライグマが人間を襲う! いや、本当だってば。