『涼宮ハルヒ』の消費期限その2


疲れ気味なので短めに。
以前、『涼宮ハルヒの憂鬱』はネット環境が生み出したヒット作なんだけど、その人気、話題がいつまで持続するんだろう? という話題を書きました。


その記事へのリアクションも含めて、放送終了後あちこちのブログとかニュースサイト(クリッピングサイト?)を見ていて、面白いなぁ、と思ったのは、やっぱりみんな評論家になってるわけですね。
つまり、みんな「夏までは持たないだろう」とか「角川の戦略が見もの」とか書いてるわけですね。放映中は夢中で見ていて、いろいろ分析したり情報集めたりしてた人たちが、いきなり傍観者っぽくなる。熱を持った主体ではなく、あくまで客体なわけです。
まぁCDやDVDは買ってるんでしょうけど、「燃料」を投下されないと燃え上がらない。


ブログやらなんやらがベースになった人気ってのは、けっこうはかないんだなぁ、と思いました。


商品によっては、エッジにいる人たちが消費し尽くして「もう終わった」って言い始める頃、大衆に点火する、ってこともあるんだろうけど、『涼宮ハルヒ』はそういう商品なのかなぁ。たとえば、これから高校生とかに人気が出るとか。『NewType』誌では8月発売号ではじめて表紙にするそうだけど。